教員評価実施要領

 

(評価手続き)

1.教員による自己評価

定められた複数枚の評価シート(エクセル形式)にデータを記載し,点検・評価を行う。注目すべき成果や活動は特記事項として記す。作成したデータシートは,所属長等に提出する。

2.所属長等による評価

所属長等は評価シートの確認および評価を行う。記載された数値データや特記事項が事実であること,また誤記入や記載漏れ等の確認を行い,必要があればデータを修正の上,所属長等の評価を行い,評価シートに記入する。記入したデータシートは,人事課へ提出する。なお,創成シミュレーション工学専攻,未来材料創成工学専攻に所属する教員の評価は,専門分野の個別の事情を適切に反映させるために,当該専攻長は教育類長と連携し,評価を行う。また,所属長等自身の評価は教員評価委員会が行う。

注1 所属長等とは教育類長,独立専攻長,機構長及びセンター長を指す。

注2 所属長等は,確認を行うため,副教育類長,副専攻長,副センター長等の意見を聞くことができる。

3.領域長によるクロスチェック

人事課は評価シートを領域ごとに仕分けし,領域長に提出する。領域長は領域所属教員に対して,所属長等が行った評価に対し,組織単位で極端な評価の偏りがないかチェックする。疑義が付帯された評価に対しては,必要に応じて本人あるいは所属長に事情聴取を行ない,意見を添えて教員評価委員会に提出する。

4.教員評価委員会による審議

教員評価委員会は総合評点の妥当性を審議し,総合評価()として役員会に提出する。また,特別優秀教員及び優秀教員の推薦を行う。

5.役員会による総合評価の審査

役員会は総合評価(案)の審査を行い,総合評価の最終案を学長に提出する。

6.評価結果の通知

学長は教員に対し,評価結果について書面により通知を行う。評価結果に不服のある場合,教員は学長に対し,意義申し立てを行うことができる。

7.異議申し立て

 学長は,必要に応じて教員評価委員会,関係者,本人より事情を聴取し,書面をもって異議申し立てに対して回答する。

(評価シート)

8.評価シートの構成

 教育,研究,学内活動,社会貢献の4つの評価基軸を設定する。これら4つの評価基軸では基本的に数値データとして取り扱うことが可能な項目ならびにその活動内容が明確に定義される項目を抽出する。また,数値データには反映されにくい諸活動の意義や格段に優れた業績については,特記事項として自由記述形式で入力を行う。

 1.共通事項入力シート:パーソナルデータを入力する。

 2.教育評価軸入力シート:教育に関する自己点検・評価を入力する。教授から准教授,助教の2種類のシートがあり,職階によりいずれか一方を選んで入力を行う。所属長評価は所属長が入力を行う。

 3.研究評価軸入力シート:研究に関する自己点検・評価を入力する。所属長評価は所属長が入力を行う。

 4.学内活動評価軸入力シート:学内活動に関する自己点検・評価を入力する。所属長評価は所属長が入力を行う。

 5.社会貢献評価軸入力シート:社会貢献に関する自己点検・評価を入力する。所属長評価は所属長が入力を行う。

6.総合点検・評価シート:各基軸の特記事項が転記されるとともに,自由記述形式で,ミッション,目標等の記入を行う。また,各基軸それぞれの自己評価,所属長評価が転記され,自己総合評価および所属長総合評価を行う。自己点検・評価の最終目的は,この作業を通して教員活動のさらなる向上と改善を達成することである。

7 センターミッション記入シート:センター活動におけるミッションの内容,目標,活動及び目標達成度を含め自由記述形式で記入を行う。

8.評価実施に対する検討要望書:教員評価に対する要望等の記載を行う。要望は,次年度評価に向けての改善の際の参考とする。

9.評価ガイド:各評価軸の評価の際のガイド数を記載する。

10.ドロップダウンリスト:評価シートのドロップダウンリストのための基礎データ。

(評価方法)

9.教育基軸および研究基軸の評価

設問に対し,数値または有無等の選択(数的評価)を行う。それぞれの設問に対する評価ガイドに従い,a〜eのいずれかが表示される。各設問の評価ガイドと異なる本人評価を行う場合には,その理由(質的評価)を必ず本人注記に記載することとする。また,ガイド数が示されていない評価項目に対する内容についても本人注記に記入する。

評価基軸に対する総合的評価はS〜Dの何れかが表示される。その判定は,a=4,b=3,c=2,d=1,e=0としX=(aからeそれぞれの獲得数とガイド値の積の合計)÷(設問数−非該当値nの数)を算出し,職階によるガイド値(評価ガイドシート参照)により行う。本人評価または所属長評価を行う場合には,その理由(質的評価)を必ず特記事項及び所属長意見に記入する。

10.学内活動基軸および社会貢献基軸の評価

設問に対し,有無等の選択(数的評価)を行う。それぞれの設問に対する評価ガイドに従い,aまたはeのいずれかが表示される。各設問の評価ガイドと異なる本人評価を行う場合には,その理由(質的評価)を必ず本人注記に記載することとする。

評価基軸に対する総合的評価はS〜Dの何れかが表示される。その判定は,aの和をXとして算出し,職階によるガイド値(評価ガイドシート参照)により行う。評価ガイドによる評価と異なった本人評価または所属長評価を行う場合には,その理由(質的評価)を必ず特記事項及び所属長意見に記入する。

11.総合評価

4つの評価軸の評価により判定する。総合S: 卓越(Sが2以上), 総合A: 優秀(SとAの合計が2以上), 総合B: 良好(SもしくはAを1つ以上含むかBが3以上),総合C: やや不十分(B,C,DのみでBが2以下),

総合D: 不十分(C,Dのみ及び評価シート未提出者)

 また,評価ガイドと異なった本人評価または所属長評価を行うことができる。自己総合評価と所属長総合評価が異なる場合には,所属長は所属長コメントを記入する。

(評価スケジュール)

12.評価実施スケジュール

 評価の実施は以下のスケジュールを目安に行う。

教員による自己評価:12月,所属長等による評価:12領域長によるクロスチェック:1月,教員評価委員会による審議:2月,役員会による総合評価の審査:2月,評価結果の通知:3月,異議申し立て:4月,最終評価の決定:4月末日。

 

  附 記

この要領は,平成19年4月25日から実施する。

  附 記

1 この要領は,平成28年1月8日から実施し,この要領による改正後の教員評価実施要領の規定は,平成28年1月1日から適用する。

2 平成27年度の教員評価については,この要領による改正後の教員評価実施要領の規定にかかわらず,なお従前の例による。

附 記

この要領は,平成2910月1日から実施する。