国立大学法人名古屋工業大学研究インテグリティの確保に関する規程
(2024年3月27日規程第39号)
第1章 総則
(目的)
第1条 この規程は,国立大学法人名古屋工業大学(以下「本学」という。)における研究の健全性・公正性を自主的・自律的に確保するために必要な事項を定め,もって国際的に信頼性のある研究環境を構築することを目的とする。
(定義)
第2条 この規程において,次に掲げる用語の意義は,当該各号に定めるところによる。
一 研究インテグリティ 研究活動のオープン化,国際化が進展する中で,本学及び本学に属する研究者等が,資金や環境,信頼等の社会的負託を受けて行う研究活動において,自主的・自律的に担保すべき健全性・公正性のことをいう。
二 研究インテグリティマネジメント 研究インテグリティ確保のための適切なリスクマネジメントを実施するため,適切に情報を把握し,対処する仕組みを構築し,学外に対して説明責任を果たすことをいう。
(研究者等の責務)
第3条 研究者等は,自らの研究活動の透明性を確保し,説明責任を果たすため,本学及び研究資金配分機関等に対し次に定める情報を開示しなければならない。
一 職歴及び研究経歴の情報
二 全ての所属組織と役職(兼業,海外の人材登用プログラムへの参加,雇用契約のない名誉教授等を含む。)の情報
三 外国の研究機関等から供与された研究費,報酬及び物品その他支援内容の情報
四 外国の研究機関等と連携又は契約における所属機関及び参加者の情報
五 外国の研究機関等と連携又は契約で定めている研究テーマの変更情報
六 外国ユーザーリストに掲載されている国や地域に長期間渡航する情報
七 その他本学及び研究資金配分機関等が定める情報
2 前項第3号から第5号に掲げる連携は,書面のないものも含むものとする。
第2章 運営及び管理体制
(最高管理責任者)
第4条 研究インテグリティの確保に関し,本学全体を統括する権限と責任を有する者として,最高管理責任者を置き,学長をもって充てる。
2 最高管理責任者は,研究インテグリティを確保するための運営及び管理を行えるよう適切な措置を講じるものとする。
(統括管理責任者)
第5条 学長は,研究インテグリティマネジメント業務を統括するため統括管理責任者を置き,学長が指名する理事又は副学長をもって充てる。
(アドバイザー)
第6条 研究インテグリティに関する重要事項について,統括管理責任者に助言するため,アドバイザーを置くことができる。
2 アドバイザーは,統括管理責任者が研究インテグリティに関し識見を有する者のうちから,学長が委嘱する。
(委員会)
第7条 本学に研究インテグリティマネジメント委員会(以下「委員会」という。)を置く。
2 委員会に関し必要な事項は,別に定める。
第3章 適正な運営及び管理のための環境整備
(相談窓口)
第8条 本学に,研究者等から研究インテグリティに関する問合せ等に対し,適切な処理を行うため,相談窓口を置く。
2 前項の相談窓口に相談員を置き,研究支援課の職員をもって充てる。
3 研究者等から相談窓口に対して相談があった場合,相談員は統括管理責任者に報告するとともに,必要に応じてアドバイザーに報告・相談するものとする。
(研修)
第9条 統括管理責任者は,研究インテグリティを確保するため,研究者等に対し,計画的に研修を実施するものとする。
第4章 その他
(雑則)
第10条 この規程に定めるもののほか,研究インテグリティを確保することに関し必要な事項は,別に定める。
附 則
この規程は,2024年4月1日から施行する。